“見遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みや93.9%
みやり3.0%
みやっ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新聞を拾読(ひろいよみ)していたお政は眼鏡越しに娘を見遣(みや)ッて、「欠びをして徒然(つくねん)としていることは無(ない)やアね。本でも出して来てお復習(さらい)なさい」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
長兵衞は見遣(みやり)汝(なんぢ)は廻(まは)りの髮結(かみゆひ)ならずや何故此所へ來り入らざる差出口(さしでぐち)過言(くわごん)なり長助那(あ)の者を擲出(たゝきだ)せと云ひければ長助は立掛(たちかゝ)り清三郎が首筋(くびすぢ)を掴(つか)みて表(おもて)へ突出(つきだ)し門口(かどぐち)の材木(ざいもく)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「お客だい、誰も来やしないよ、お前(まい)。」と斜めに肩ごしに見遣(みやっ)たまま打棄(うっちゃ)ったようにもののすッきり。かえす言(ことば)もなく
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)