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繍帳
ふりがな文庫
“繍帳”の読み方と例文
読み方
割合
しゅうちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうちょう
(逆引き)
大仏殿の壁を飾る
繍帳
(
しゅうちょう
)
は、さすがにそんなものではなかった。五丈四尺に三丈九尺という大きい図面に、ただ一つの大きい観音立像が、すらりと立っていたのである。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
葉公
(
しょうこう
)
子高
(
しこう
)
は
竜
(
りゅう
)
を好むこと甚だしい。居室にも竜を
雕
(
ほ
)
り
繍帳
(
しゅうちょう
)
にも竜を画き、日常竜の中に
起臥
(
きが
)
していた。これを聞いたほん
物
(
もの
)
の天竜が大きに欣んで一日葉公の家に
降
(
くだ
)
り
己
(
おのれ
)
の愛好者を
覗
(
のぞ
)
き見た。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
繍帳(しゅうちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“繍帳”の意味
《名詞》
刺繍を施した帳。
(出典:Wiktionary)
繍
漢検準1級
部首:⽷
17画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“繍”で始まる語句
繍
繍取
繍眼児
繍眼兒
繍毬
繍仏
繍縁
繍履
繍帷
繍房
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