“岡阜”の読み方と例文
読み方割合
こうふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千米以下では、平野に生ずる植物、特にそれが景観の上から見て大切である二、三の黒木、たとえば杉や赤松などが植林されたり侵入したりして、丘陵や岡阜こうふえらぶ所がなくなるおそれがある。
高原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
上海の市中には登るべき岡阜こうふもなく、また遠望すべき山影もない。
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
辟歴はたたがみ 岡阜こうふを破りぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)