“こうふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コウフ
語句割合
工夫37.8%
甲府28.9%
岡阜6.7%
鉱夫6.7%
坑夫4.4%
公父2.2%
江府2.2%
皓膚2.2%
礦夫2.2%
耕夫2.2%
(他:2)4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、ほかの工夫こうふたちは、おも鉄槌てっついで、材木ざいもくかわなかんでいます。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、工夫こうふたちも、今日きょう仕事しごとやすみなのか、地平機じならしきされたままになっています。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
第二信は、ある日白が縄をぬけて、赤沢君のうちから約四里甲府こうふの停車場まで帰路きろを探がしたと云う事を報じた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
駿府すんぷの今川家の使者がここや岡崎や、小田原おだわら甲府こうふなどへ頻繁に往来しているのでも、或る筋が読めた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上海の市中には登るべき岡阜こうふもなく、また遠望すべき山影もない。
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
千米以下では、平野に生ずる植物、特にそれが景観の上から見て大切である二、三の黒木、たとえば杉や赤松などが植林されたり侵入したりして、丘陵や岡阜こうふえらぶ所がなくなるおそれがある。
高原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
それにおれには鉱夫こうふどもにさえ馬鹿ばかにはされないかたうでの力がある。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
アルキシーはセヴェンヌ山のヴァルスで鉱夫こうふつとめているおじの所へ行く。
一郎はまるで坑夫こうふのようにゆっくり大股おおまたにやってきて、みんなを見て「した」とききました。
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
下の坑道こうどうにはほかの坑夫こうふがはしごだんを下りながら、ランプをぶらぶらさげて行くのが見えた。
公父こうふ文伯ぶんはくの母季敬姜きけいきょうを引く。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
再び、朱総しゅぶさをしごきざま、ちゅう鳴りして来る江府こうふばん壁辰の十手だ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
芝の源助町に道場をひらいて荒剣こうけんぷう江府こうふの剣界を断然リードして、そのうで、そのたん、ともに無人の境を行くの概あった先生に、神保造酒じんぼうみきという暴れ者があった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
と、裏門がギーと開いて、三年前に初めて逢い、彼に福徳を授けて呉れた白髪皓膚こうふの托鉢僧が、そこから忽然と這入って来た。
高島異誌 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
みじめな礦夫こうふの生活をかいたもの、北海道の終身刑囚の脱獄、金龍館きんりゅうかんで、一時あれほどさかっていた歌劇団の没落と俳優たちや周囲の不良群の運命、等々——そのなかでも
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「へえい。以後は決して、こちら一同、畑荒らしはいたしませんし、ご菜園の御用とならば、どんなことでもいたしますから、どうかひとつ、今後はお手下の耕夫こうふ同様におぼしめして」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王成の祖父は衡府こうふ儀賓、すなわち衡王の婿となっていたので、家に残っている品物の中にその印のある物が多かった。
王成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
富豪は皆、財を捧げて、生命を乞い、寺院や民家は戸ごとに、大賢良師張角——と書いた例の黄符こうふかどに貼って、絶対服従を誓い、まるで鬼神をまつるように、あがめ恐れた。そうした現状にあった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)