“出帆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅっぱん85.7%
しゆつぱん10.7%
ふなで3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町「藤原様え、明日みょうにち何時頃いつごろ出帆しゅっぱんいたすのでございましょう、たしか万年橋まんねんばしから船が出るとか承わりましたが左様でございますか」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
呼て只今番頭樣ばんとうさまより今日はことによき日和ひよりゆゑ出帆しゆつぱんすべしとの事なり我等も左樣さやうに存ずればいそ出帆しゆつぱんの用意有べしといふ水差みづさし是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたくし世界せかい漫遊まんゆう目的もくてきをもつて、横濱よこはまみなと出帆ふなでしたのは、すで六年ろくねん以前いぜんことで、はじめ亞米利加アメリカわたり、それから大西洋たいせいよう荒浪あらなみ横斷よこぎつて歐羅巴エウロツパあそび、英吉利イギリス佛蘭西フランス