“万年橋”の読み方と例文
旧字:萬年橋
読み方割合
まんねんばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町「藤原様え、明日みょうにち何時頃いつごろ出帆しゅっぱんいたすのでございましょう、たしか万年橋まんねんばしから船が出るとか承わりましたが左様でございますか」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
遥か川しもには油堀あぶらぼりの口にかかったしもはしと、近く仙台堀にかかったかみはしが見え、また上手には万年橋まんねんばし小名木川おなぎがわの川口にかかっている。
深川の散歩 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
万年橋まんねんばしのたもとに御船手組おふなてぐみの組屋敷と船蔵がある。顎十郎とひょろ松は、いまそれを見てきた帰り。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)