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油堀
ふりがな文庫
“油堀”の読み方と例文
読み方
割合
あぶらぼり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶらぼり
(逆引き)
遥か川しもには
油堀
(
あぶらぼり
)
の口にかかった
下
(
しも
)
の
橋
(
はし
)
と、近く仙台堀にかかった
上
(
かみ
)
の
橋
(
はし
)
が見え、また上手には
万年橋
(
まんねんばし
)
が
小名木川
(
おなぎがわ
)
の川口にかかっている。
深川の散歩
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
だから、それだから、
行留
(
ゆきどま
)
りかなぞと
外聞
(
ぐわいぶん
)
の
惡
(
わる
)
い
事
(
こと
)
をいふんです。——そも/\、
大川
(
おほかは
)
からここへ
流
(
なが
)
れ
口
(
くち
)
が、
下之橋
(
しものはし
)
で、こゝが
即
(
すなは
)
ち
油堀
(
あぶらぼり
)
……
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
丁度兄の伊藤八兵衛が本所の
油堀
(
あぶらぼり
)
に油
会所
(
かいしょ
)
を建て、水藩の名義で金穀その他の運上を扱い、業務上水府の家職を初め諸藩のお留守居、勘定役等と交渉する必要があったので
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
油堀(あぶらぼり)の例文をもっと
(5作品)
見る
油
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
堀
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“油”で始まる語句
油
油揚
油断
油然
油壺
油画
油斷
油火
油蝉
油単
“油堀”のふりがなが多い著者
内田魯庵
泉鏡太郎
長谷川時雨
久生十蘭
永井荷風
泉鏡花