“まんねんばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
万年橋80.0%
萬年橋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万年橋まんねんばしのたもとに御船手組おふなてぐみの組屋敷と船蔵がある。顎十郎とひょろ松は、いまそれを見てきた帰り。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そののち万年橋まんねんばしの下の水底みなそこに、大緋鯉おほひごひがゐると云ふうはさありしが、どうなつたか詳しくは知らず。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
いやねんのために——はゝゝ。もひとうへ萬年橋まんねんばしすなは小名木川をなぎがは千筋ちすぢ萬筋まんすぢうなぎ勢揃せいぞろひをしたやうにながれてゐます。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)