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萬筋
ふりがな文庫
“萬筋”の読み方と例文
新字:
万筋
読み方
割合
まんすぢ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんすぢ
(逆引き)
萬筋
(
まんすぢ
)
の野暮つたい
袷
(
あはせ
)
に、
手甲
(
てつかふ
)
脚絆
(
きやはん
)
をつけ、置手拭までした恰好は、誰に教つたか知りませんが、すつかり行商人の板について居ります。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いや
念
(
ねん
)
のために——はゝゝ。も
一
(
ひと
)
つ
上
(
うへ
)
が
萬年橋
(
まんねんばし
)
、
即
(
すなは
)
ち
小名木川
(
をなぎがは
)
、
千筋
(
ちすぢ
)
萬筋
(
まんすぢ
)
の
鰻
(
うなぎ
)
が
勢揃
(
せいぞろひ
)
をしたやうに
流
(
なが
)
れてゐます。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と大きな
声
(
こゑ
)
を出して
山中
(
やまぢう
)
呶鳴
(
どな
)
り歩きます
中
(
うち
)
に、
田圃
(
たんぼ
)
の
出口
(
でぐち
)
の
掛茶屋
(
かけぢやや
)
に腰を
掛
(
か
)
けて
居
(
ゐ
)
ました
女
(
をんな
)
は
芳町辺
(
よしちやうへん
)
の
芸妓
(
げいしや
)
と見えて、お
参
(
まゐ
)
りに
来
(
き
)
たのだから
余
(
あま
)
り
好
(
よ
)
い
装
(
なり
)
では
有
(
あ
)
りません、
南部
(
なんぶ
)
の
藍
(
あゐ
)
の
萬筋
(
まんすぢ
)
の
小袖
(
こそで
)
に
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
萬筋(まんすぢ)の例文をもっと
(6作品)
見る
萬
部首:⾋
12画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“萬”で始まる語句
萬
萬一
萬事
萬物
萬歳
萬屋
萬端
萬燈
萬年青
萬葉集
“萬筋”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
野村胡堂
泉鏡花