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萬屋
ふりがな文庫
“萬屋”の読み方と例文
新字:
万屋
読み方
割合
よろづや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろづや
(逆引き)
「成程な、——ところで、
萬屋
(
よろづや
)
は何萬兩といふ身上だと聽いたが、地所家作は別として、その金をどこにしまつて置くのだ」
銭形平次捕物控:229 蔵の中の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とぴよこ/\
出掛
(
でか
)
けましたが、
愚
(
おろ
)
かしい
故
(
ゆゑ
)
萬屋
(
よろづや
)
五
左衛門
(
ざゑもん
)
の
表口
(
おもてぐち
)
から
這入
(
はい
)
ればよいのに、
裏口
(
うらぐち
)
から
飛込
(
とびこ
)
んで、二
重
(
ぢう
)
の
建仁寺垣
(
けんねんじがき
)
を
這入
(
はい
)
り、
外庭
(
そとには
)
を
通
(
とほ
)
りまして、
漸々
(
やう/\
)
庭伝
(
にはづた
)
ひに
参
(
まゐ
)
りますと
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
小泉町の
萬屋
(
よろづや
)
からは此上一文も出ないとわかると、お内儀さんを追ひ出してお染を引入れようと思つたが、小泉町には何千兩といふ借金があるから、手輕にそんな事は出來ない。
銭形平次捕物控:170 百足屋殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
萬屋(よろづや)の例文をもっと
(3作品)
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“萬屋”の解説
萬屋(よろずや)は、歌舞伎役者の屋号。
三代目中村歌六の妻・小川かめの実家が市村座の芝居茶屋をしていた小川吉右衛門の「萬屋」だったことに由来する。
1971年(昭和46年)、初代中村錦之助ら小川家一門が播磨屋から独立するかたちで名乗りはじめた。
萬屋の代表的な名跡には以下のものがある。なお参考までに定紋も併せて記した。
(出典:Wikipedia)
萬
部首:⾋
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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