“勢揃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいぞろ76.5%
せいぞろい11.8%
せいぞろひ11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明日あす大楠山おおくすやま巻狩まきがりじゃ』などと布達おふれると、乗馬じょうば手入ていれ、兵糧へいろう準備したく狩子かりこ勢揃せいぞろい、まるで戦争いくさのような大騒おおさわぎでございました。
そのくずれが豊国へ入って、大廻りに舞台がかわると上野の見晴みはらし勢揃せいぞろいというのだ、それから二にん三人ずつ別れ別れに大門へ討入うちいりで、格子さきで胄首かぶとと見ると名乗なのりを上げた。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いやねんのために——はゝゝ。もひとうへ萬年橋まんねんばしすなは小名木川をなぎがは千筋ちすぢ萬筋まんすぢうなぎ勢揃せいぞろひをしたやうにながれてゐます。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)