“御出帆”の読み方と例文
読み方割合
ごしゆつぱん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ、不吉ふきつうへにも不吉ふきつ賓人まれびとよ、わたくしこゝろ千分せんぶんいちでもおさつしになつたら、どうか奧樣おくさま日出雄樣ひでをさまたすけるとおもつて、今夜こんや御出帆ごしゆつぱんをおください。
奧樣おくさまとて日出雄樣ひでをさまとて今夜こんや御出帆ごしゆつぱんになつたらけつして御無事ごぶじではみません、はい、その理由わけは、今日けふは五ぐわつの十六にちでせう、して、今夜こんやの十一はんといふは
『で、きみ今夜こんや御出帆ごしゆつぱんならば、ふねなかでも、日本につぽんかへつてのちも、何呉なにく御面倒ごめんどうねがひますよ。』