“御面倒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごめんどう60.0%
ごめんだう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の一、二度はお拵えなさるのに御面倒ごめんどうでしょうがペースさえ上手に出来ていれば少し慣れるとパテーは何でもありません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
『で、きみ今夜こんや御出帆ごしゆつぱんならば、ふねなかでも、日本につぽんかへつてのちも、何呉なにく御面倒ごめんどうねがひますよ。』
いま持合もちあはしてゐませんけど、それくらいでよろしいのならいつでもおはらひしますから、どうぞ石屋いしやへ、御面倒ごめんだうでもおはなししてくださいませんか。おねがいたします。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
賣拂うりはらはんとのお使御道理ごもつともにて候然るに幸ひ昨晩さくばんほかより融通ゆうづう致したる金子是あるにより右の品々受出うけいだし候間御面倒ごめんだうながら御取出し元利共ぐわんりとも何程なにほどに相成候や勘定して下されと云ひければ番頭久兵衞は大いに驚き心のうちに思ふ樣此品々を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)