“石屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしや50.0%
いはや25.0%
いわや12.5%
せきおく12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平太郎は其御影石が自慢なのだといてある。山からり出すのに幾日いくかとかかゝつて、それから石屋いしやたのんだら十円られた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われは又蔦蘿つたがづらの壁にまとひ屋根にまとへる、小さなる石屋いはやを見たり。是れ實にわが少時の天地なりしなり。門の戸は開けり。
天のヤス河の河上の天の石屋いわやにおいでになるアメノヲハバリの神がよろしいでしよう。
想ふに當時このこしかけに坐するものは、碑碣のあなたなる林木郊野を見、往來織るが如き街道を見、又波靜なる入江を見つるならん、今は唯だ窓牖さういうある石屋せきおくの處々に立てるを望むのみ。