“しゆつぱん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出版62.5%
出帆37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあいたところみやこはなの評判で、しも全盛ぜんせいきはめたりし我楽多文庫がらくたぶんこにはか月夜げつや提灯てうちんつた、けれども火はえずに、十三、十四、十五、(よく二十二年の二月出版しゆつぱん)と持支もちこたへたが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
江戸えど町醫者まちいしや小田東叡をだとうえい安政あんせいねん十二ぐわつ出版しゆつぱん防火策圖解ばうくわさくづかい)なるものかかべすぢかひをれることを唱道しやうだうしたくらゐのことでそれ以前いぜんべつ耐震的工夫たいしんてきくふう提案ていあんされたことはかぬのである。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
けれど、だれだつてしんぜられませんはねえ。ふね出發しゆつぱつこくだなんて。あゝ亞尼アンニーがまためうことをと、すこしもこゝろめずに出帆しゆつぱんしたのが、あんな災難さいなん原因げんゐんとなつたのです。
見て吉兵衞は杢右衞門に向ひ兵庫ひやうごおきを今日出帆しゆつぱんせんは如何といふ杢右衞門は最早もはや三が日の規式ぎしき相濟あひすみ殊に長閑のどかなるそらなれば御道理ごもつともなりとて水差みづさし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)