トップ
>
荒浪
ふりがな文庫
“荒浪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あらなみ
94.1%
あらうみ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらなみ
(逆引き)
というわたしをこの人はまだこどものように見てなにかと覚束ながる。
互
(
たがい
)
に眼を
瞠目
(
みは
)
って、よくぞこのうき世の
荒浪
(
あらなみ
)
に
堪
(
た
)
うるよと思う。
愛よ愛
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
陸を行けば、じき隣の越中の国に入る
界
(
さかい
)
にさえ、
親不知子不知
(
おやしらずこしらず
)
の難所がある。削り立てたような巌石の
裾
(
すそ
)
には
荒浪
(
あらなみ
)
が打ち寄せる。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
荒浪(あらなみ)の例文をもっと
(16作品)
見る
あらうみ
(逆引き)
しかし何をいうにも何十
尋
(
ひろ
)
という
巨大
(
おおき
)
な奴が、四方行止まりのない
荒浪
(
あらうみ
)
の上で、アタリ憚からずに夫婦の語らいをするのですから、そこいら中は危なくて近寄れません。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
荒浪(あらうみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地
検索の候補
風浪雨荒
“荒浪”のふりがなが多い著者
中村地平
押川春浪
泉鏡太郎
三遊亭円朝
泉鏡花
海野十三
神西清
江戸川乱歩
森鴎外
岡本かの子