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『愛よ愛』
ふりがな文庫
『
愛よ愛
(
あいよあい
)
』
この人のうえをおもうときにおもわず力が入る。この人とのくらしに必要なわずらわしき日常生活もいやな交際も覚束なきままにやってのけようとおもう。この人のためにはすこしの恥は涙を隠しても忍ぼうとおもう。 朝夕見なれしこの人、朝夕なにかしら眼新らし …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「婦人画報」1933(昭和8)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
一
(
いっ
)
悦
(
よろ
)
過
(
すご
)
居
(
い
)
担
(
にの
)
憎
(
にくし
)
瞠目
(
みは
)
夜々
(
よよ
)
訣
(
わか
)
堪
(
た
)
淋
(
さみ
)
柄
(
がら
)
恨
(
うらみ
)
灯
(
あかり
)
眼新
(
めあた
)
競
(
きそ
)
雀
(
すずめ
)
直
(
す
)
荒浪
(
あらなみ
)
見出
(
みいだ
)
覚束
(
おぼつか
)
訊
(
き
)
軒
(
のき
)
逢
(
あ
)
阿呆
(
あほう
)
無
(
な
)
漸
(
ようや
)
溶
(
と
)
木枯
(
こがらし
)
庇
(
かば
)
巴里
(
パリ
)
差出
(
さしだ
)
寝巻
(
ねまき
)
寄越
(
よこ
)
呉
(
く
)
児
(
こ
)
他所
(
よそ
)
互
(
たがい
)
云
(
い
)