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あらなみ
ふりがな文庫
“あらなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
荒浪
47.1%
荒波
44.1%
荒濤
5.9%
激浪
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒浪
(逆引き)
陸を行けば、じき隣の越中の国に入る
界
(
さかい
)
にさえ、
親不知子不知
(
おやしらずこしらず
)
の難所がある。削り立てたような巌石の
裾
(
すそ
)
には
荒浪
(
あらなみ
)
が打ち寄せる。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あらなみ(荒浪)の例文をもっと
(16作品)
見る
荒波
(逆引き)
うら
若
(
わか
)
き
母
(
はゝ
)
に
伴
(
ともな
)
はれし
幼兒
(
をさなご
)
の、
他
(
ひと
)
の
乘
(
の
)
るに、われもとて
肯
(
き
)
かざりしに、
私
(
わらは
)
は
身
(
み
)
弱
(
よわ
)
くて、
恁
(
か
)
ばかりの
船
(
ふね
)
にも
眩暈
(
めまひ
)
するに、
荒波
(
あらなみ
)
の
海
(
うみ
)
としならばとにかくも、
池
(
いけ
)
の
水
(
みづ
)
に
伏
(
ふ
)
さんこと
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あらなみ(荒波)の例文をもっと
(15作品)
見る
荒濤
(逆引き)
がしかしそのつど大勇猛心と海のように広い度量とで
易々
(
やすやす
)
と
荒濤
(
あらなみ
)
を
凌
(
しの
)
いで行った。彼はいつでも平和であった。晩年になるといよいよ益益彼の襟懐は穏かになった。参議兼海軍卿。
開運の鼓
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あらなみ(荒濤)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
激浪
(逆引き)
流
(
なが
)
せし如く
眞闇
(
まつくら
)
やみとなり
魔風
(
まふう
)
ます/\
吹募
(
ふきつの
)
り
瞬時間
(
またゝくま
)
に
激浪
(
あらなみ
)
は山の如く
打上
(
うちあげ
)
打下
(
うちおろ
)
し
新艘
(
しんざう
)
の天神丸も今や
覆
(
くつが
)
へらん
形勢
(
ありさま
)
なり日頃
大膽
(
だいたん
)
の吉兵衞始め
船頭
(
せんどう
)
杢右衞門十八人の
水主
(
かこ
)
水差都合二十一人の者共
肝
(
きも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あらなみ(激浪)の例文をもっと
(1作品)
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