荒浪あらうみ)” の例文
しかし何をいうにも何十ひろという巨大おおきな奴が、四方行止まりのない荒浪あらうみの上で、アタリ憚からずに夫婦の語らいをするのですから、そこいら中は危なくて近寄れません。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)