“登高”の読み方と例文
読み方割合
とうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老杜ろうと登高とうこう七律しちりつにも万里悲秋常ナル百年多病独登万里ばんり悲秋ひしゅう 常に客とる、百年の多病 独りだいに登る〕の句あり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
昭和の日本人は秋晴れの日、山に遊ぶことを言うにハイキングとやら称する亜米利加アメリカ語を用いているが、わたくしの如き頑民に言わせると、古来慣用せられた登高とうこうの一語で足りている。
十九の秋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)