蕪菁ぶせい)” の例文
しかして身は田閭でんりょに帰り、茅屋ぼうおくに住し、掌大の田園を耕し、開散みずから安んずるもののごとし。おりしも氏は竈辺そうへんきょ蕪菁ぶせいを煮つつありたるに敵国の使者来たり巧言もって黄金を贈る。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)