“リューベ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蕪菁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、試しに一つ、三叉箭ボール蕪菁リューベとを合わせて見給え。すると、格子底机ボールド・ルーベ——。ああ、僕の頭は狂っているのだろうか。実は、その机と云うのが、伸子のへやにあるのだがね
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
またそれに続いて、レヴェズが僕を揶揄やゆするのに、あのが裏の蔬菜園から放たれたのだと云って、その中に蕪菁リューベ(Rübe)と一ことを、しきりと躍動させるのだったよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
また、それか、蕪菁リューベということばを使ったのだが、それには重大な意義が潜んでいた。と云うのは、地精コボルトに誘導されて、必ず聯想しなければならない、一つの秘密がレヴェズの脳裡にあったからだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)