“夜叉王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やしゃおう88.9%
やしやわう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういって、丸彦はむちを捨て、両手を広げてつっ立ちました。夜叉王やしゃおうも、こしの大きな刀をそこにおき、両手をひろげてつっ立ちました。
長彦と丸彦 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
中軍の勝頼は、夜叉王やしゃおうのように怒号していた。そして、万一に備えておいた予備隊まで、ことごとく前面へ押し出したのである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)