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『長彦と丸彦』
ふりがな文庫
『
長彦と丸彦
(
ながひことまるひこ
)
』
むかし、近江の国、琵琶湖の西のほとりの堅田に、ものもちの家がありまして、そこに、ふたりの兄弟がいました。兄はたいへん顔が長いので、堅田の顔長の長彦といわれていましたし、弟はたいへん顔が丸いので、堅田の顔丸の丸彦といわれていました。 顔長の長 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「幼年倶楽部」1941(昭和16)年10月ー12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
うえ
)
山刀
(
さんとう
)
清水
(
きよみず
)
怪
(
あや
)
賊
(
ぞく
)
竪田
(
かただ
)
紫檀
(
したん
)
腰
(
こし
)
膝
(
ひざ
)
芋
(
いも
)
行方
(
ゆくえ
)
裾
(
すそ
)
観音
(
かんのん
)
詣
(
まい
)
護
(
まも
)
猟師
(
りょうし
)
近江
(
おうみ
)
進
(
すす
)
鍬
(
くわ
)
長彦
(
ながひこ
)
長谷
(
はせ
)
霧
(
きり
)
鞍馬
(
くらま
)
鞭
(
むち
)
額
(
ひたい
)
顔丸
(
かおまる
)
顔長
(
かおなが
)
彫
(
ほ
)
丸彦
(
まるひこ
)
乱暴
(
らんぼう
)
励
(
はげ
)
坂
(
さか
)
堅田
(
かただ
)
大和
(
やまと
)
大津
(
おおつ
)
奴
(
やつ
)
屋敷
(
やしき
)
岬
(
みさき
)
癖
(
くせ
)
徳利
(
とくり
)
支那
(
しな
)
敬
(
うやま
)
朝臣
(
あそん
)
枕
(
まくら
)
梅
(
うめ
)
水天
(
すいてん
)
法螺
(
ほら
)
湖水
(
こすい
)
琉球
(
りゅうきゅう
)