“はんろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坂路40.0%
攀路20.0%
畔路20.0%
販路20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戛(かつ)、戛、戛、石ころを蹴る馬のひづめに坂路(はんろ)の急は度を加えてくる。たまたま、谷へ落ちてゆく石の響きはひどく大きい。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
などと麓(ふもと)を巡って、各〻攀路(はんろ)を捜(さぐ)り合うにあせっていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荒芽山(あらめやま)畔路(はんろ)叉(ふたまた)を成す 馬を駆て帰来(かえりきた)る日斜(かたぶ)き易し 虫喞(ちゆうしよく)凄涼夜月に吟ず 蝶魂冷澹(れいたん)秋花を抱く 飄零(ひようれい)暫く寓す神仙の宅 禍乱早く離(さか)る夫婿(ふせい)の家 頼(さいわ)ひに舅姑(きゆうこ)の晩節を存するあり 欣然寡(か)を守つて生涯を
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
俗人(ぞくじん)を教(をし)ふる功徳(くどく)の甚深(じんしん)広大(くわうだい)にしてしかも其勢力(せいりよく)の強盛(きやうせい)宏偉(くわうゐ)なるは熊肝(くまのゐ)宝丹(はうたん)の販路(はんろ)広(ひろ)きをもて知(し)らる。洞簫(どうせう)の声(こゑ)は嚠喨(りうりやう)として蘇子(そし)の膓(はらわた)を断(ちぎ)りたれど終(つひ)にトテンチンツトンの上調子(うはでうし)仇(あだ)つぽきに如(し)かず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)