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上調子
ふりがな文庫
“上調子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うわちょうし
45.5%
うはちようし
18.2%
うわっちょうし
18.2%
うはてうし
9.1%
うはでうし
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うわちょうし
(逆引き)
と
矢張
(
やっぱり
)
固くなりながら、
訥弁
(
とつべん
)
でポツリポツリと両親の
言伝
(
ことづて
)
を述べると、奥様は聴いているのか、いないのか、
上調子
(
うわちょうし
)
ではあはあと受けながら
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
上調子(うわちょうし)の例文をもっと
(5作品)
見る
うはちようし
(逆引き)
全體
(
ぜんたい
)
月
(
つき
)
に
何々
(
なに/\
)
といふふうに、
頭
(
かしら
)
に
句
(
く
)
を
置
(
お
)
いてゐるために、
幾分
(
いくぶん
)
歌
(
うた
)
が
上調子
(
うはちようし
)
になつてゐるが、
眞底
(
しんそこ
)
にはやはりよいものがあります。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
上調子(うはちようし)の例文をもっと
(2作品)
見る
うわっちょうし
(逆引き)
沈毅な二葉亭の重々しい音声と、こうした真剣な話に伴うシンミリした気分とに極めて不調和な
下司
(
げす
)
な女の軽い
上調子
(
うわっちょうし
)
が
虫唾
(
むしず
)
が走るほど
堪
(
たま
)
らなく不愉快だった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
上調子(うわっちょうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うはてうし
(逆引き)
尤
(
もつと
)
も
平生
(
へいぜい
)
は
忙
(
いそ
)
がしさに
追
(
お
)
はれて、
別段
(
べつだん
)
氣
(
き
)
にも
掛
(
か
)
からないが、
七日
(
なのか
)
に一
返
(
ぺん
)
の
休日
(
きうじつ
)
が
來
(
き
)
て、
心
(
こゝろ
)
がゆつたりと
落
(
お
)
ち
付
(
つ
)
ける
機會
(
きくわい
)
に
出逢
(
であ
)
ふと、
不斷
(
ふだん
)
の
生活
(
せいくわつ
)
が
急
(
きふ
)
にそわ/\した
上調子
(
うはてうし
)
に
見
(
み
)
えて
來
(
く
)
る。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
上調子(うはてうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
うはでうし
(逆引き)
俗人
(
ぞくじん
)
を
教
(
をし
)
ふる
功徳
(
くどく
)
の
甚深
(
じんしん
)
広大
(
くわうだい
)
にしてしかも其
勢力
(
せいりよく
)
の
強盛
(
きやうせい
)
宏偉
(
くわうゐ
)
なるは
熊肝
(
くまのゐ
)
宝丹
(
はうたん
)
の
販路
(
はんろ
)
広
(
ひろ
)
きをもて
知
(
し
)
らる。
洞簫
(
どうせう
)
の
声
(
こゑ
)
は
嚠喨
(
りうりやう
)
として
蘇子
(
そし
)
の
膓
(
はらわた
)
を
断
(
ちぎ
)
りたれど
終
(
つひ
)
にトテンチンツトンの
上調子
(
うはでうし
)
仇
(
あだ
)
つぽきに
如
(
し
)
かず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
上調子(うはでうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟
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調子
高調子
上宮太子
水調子
調子高
調子外
浮調子
神子上
神子上典膳
子上
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徳富蘇峰
尾崎紅葉
内田魯庵
二葉亭四迷
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花
折口信夫
芥川竜之介