“斎藤”のいろいろな読み方と例文
旧字:齋藤
読み方割合
さいとう92.9%
サイトウ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……最初あれに気づいたのは、ある晩、ベッドの中で、斎藤さいとうと抱きあって、頬と頬をくっつけて、そして、斎藤がいつものように泣いていた時よ。
断崖 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
お前も知ってるだろう、早船の斎藤さいとうよ、あの人にはお前も一度ぐらい逢った事があろう、お互いに何もかも知れきってる間だから、まことなしだ。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
京都キョウト上京カミギョウ浄福寺通ジョウフクジドオリ金箔キンパク斎藤サイトウ方ヨリ同人方雇人小林茂三コバヤシシゲゾウ(二三)ノ家出保護願ノ郵書ヲ受理シタル大津警察署ニオイテハ、偶々タマタマソノ人相着衣ト本件被害者ノソレト符合スル点アルヲ以テ
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)