“斎藤弥九郎”の読み方と例文
読み方割合
さいとうやくろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎藤派無念流の斎藤弥九郎さいとうやくろう、……閑叟侯が手に品をかえてせっせとお遣物つかわしものをおくって、ようやくお抱えになるところまで漕ぎつけたところを
たとえば斎藤弥九郎さいとうやくろうの練兵館、桃井春蔵もものいしゅんぞうの士学館——この二人とも、文久二年十二月、清河建白書の趣旨通り、与力よりき格をもって幕府に召抱えられた——同様に
新撰組 (新字新仮名) / 服部之総(著)
師の陣風斎という人は、実際轗軻かんか不遇の士。考えれば考える程気の毒で成らなかった。斎藤弥九郎さいとうやくろう千葉周作ちばしゅうさく桃井春蔵ももいしゅんぞう、それ等の剣道師範に比べて、敢て腕前は劣らぬのだ。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)