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轗軻
ふりがな文庫
“轗軻”の読み方と例文
読み方
割合
かんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんか
(逆引き)
先生此逆境に立ちて、隻手
羅曼
(
ロマン
)
主義の
頽瀾
(
たいらん
)
を支へ、
孤節
(
こせつ
)
紅葉
(
こうえふ
)
山人の衣鉢を守る。
轗軻
(
かんか
)
不遇の情、独往大歩の意、
倶
(
とも
)
に相見するに
堪
(
た
)
へたりと言ふ可し。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だが
轗軻
(
かんか
)
不遇とやらで、まだいっぺんも真剣の場合にのぞんだことがないのを常から嘆じていたところだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師の陣風斎という人は、実際
轗軻
(
かんか
)
不遇の士。考えれば考える程気の毒で成らなかった。
斎藤弥九郎
(
さいとうやくろう
)
、
千葉周作
(
ちばしゅうさく
)
、
桃井春蔵
(
ももいしゅんぞう
)
、それ等の剣道師範に比べて、敢て腕前は劣らぬのだ。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
轗軻(かんか)の例文をもっと
(8作品)
見る
轗
漢検1級
部首:⾞
20画
軻
漢検1級
部首:⾞
12画
“轗軻”で始まる語句
轗軻不遇
轗軻數奇
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轗軻不遇
轗軻數奇
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森鴎外
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