“羅曼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ロマン83.3%
ローマン16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日の支那の最大の悲劇は、無数の国家的羅曼ロマン主義者即ち「若き支那」の為に鉄の如き訓練を与へるに足る一人のムツソリニもゐないことである。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
盗まれた仏像も「来年八月には屹度きっと出る」などと喝破しているところ、いかにも神秘的な存在で羅曼ロマン的な興味が深い。
今日の支那の最大の悲劇は無数の国家的羅曼ローマン主義者即ち「若き支那」の為に鉄の如き訓練を与えるに足る一人のムッソリニもいないことである。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)