トップ
>
弔歌
>
ちょうか
ふりがな文庫
“
弔歌
(
ちょうか
)” の例文
蜩の声は、壮年期の
弔歌
(
ちょうか
)
に聞え、都を中心とする時の潮鳴りが、山の
静寂
(
しじま
)
とは逆に、心へ底波を打ってくる。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若しや犯人は、我れと我が殺害した死人を弔う為に、
横笛
(
フリュート
)
の
弔歌
(
ちょうか
)
を
奏
(
かな
)
で、野菊の花束を贈ったのではないだろうか。だが、どこの世界に、その様な
酔狂
(
すいきょう
)
な手数をかける犯罪者があるであろう。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
さっそく陣々に
喪旗
(
もき
)
を立て、
弔歌
(
ちょうか
)
を
奏
(
かな
)
でて、周瑜死せりと噂するがいい
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“弔歌”の意味
《名詞》
弔歌(ちょうか)
死を弔うために詠われた歌。挽歌。
(出典:Wiktionary)
弔
常用漢字
中学
部首:⼸
4画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“弔”で始まる語句
弔
弔辞
弔合戦
弔旗
弔問
弔詞
弔儀
弔鐘
弔慰
弔文