“弔慰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くやみ50.0%
ちょうい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この男は本国姫路にいるので、こう云う席には列することが出来なかったが、訃音ふいんに接するや否や、弔慰くやみの状をよこして、敵討にはきっと助太刀をすると誓ったのである。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
いまはその琦君も世を去ったことゆえ、もうこの荊州は、呉へお返しあるべきでしょう。——実は、弔慰ちょういをかねて、そのことも取りきめて参れと、主君から申しつけられて来たわけですが
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)