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法鼓
ふりがな文庫
“法鼓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうこ
80.0%
ほうく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうこ
(逆引き)
松雲は夜の引き明けに床を離れて、山から来る冷たい
清水
(
しみず
)
に顔を洗った。
法鼓
(
ほうこ
)
、
朝課
(
ちょうか
)
はあと回しとして、まず鐘楼の方へ行った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とたんに、
法鼓
(
ほうこ
)
がとどろき、再びの
梵鐘
(
ぼんしょう
)
が鳴ると、二人の
稚子僧
(
ちごそう
)
が進んできて、魯達のかぶっている帽子をとらせ、彼の手をとって上人の法座の下へ、ひざまずかせた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法鼓(ほうこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ほうく
(逆引き)
もうすぐに先生の死後九日目が初まる。田舎の事とてあたりは地の底に沈んで行くように静かである。あ、はるかに
法鼓
(
ほうく
)
の音が聞こえて来る。あの海べの大きな寺でも信心深い人々がこの夜を
夏目先生の追憶
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
法鼓(ほうく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“法鼓”の意味
《名詞》
仏の説法。
禅寺の法堂の東北に設置される太鼓。
(出典:Wiktionary)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
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