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『良人教育十四種』
ふりがな文庫
『
良人教育十四種
(
おっときょういくじゅうよんしゅ
)
』
何が気に入らないのか、黙りこくってむっつりしている。訊いてもいっては呉れないで、渋い顔をするばかり。従って家内中で腫ものにでも触るような態度を取り、そばを歩くに、足音さえも窃むようになる。こういう性質は神経衰弱その他生理的な病気が伏在してい …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「婦人界」1933(昭和8)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
朗
(
たから
)
家内
(
いえ
)
一
(
いっ
)
下手
(
べた
)
心情
(
しんじょう
)
為
(
た
)
過
(
すご
)
万
(
ばん
)
出
(
い
)
喰
(
た
)
悪
(
あ
)
折合
(
おりあ
)
窃
(
ぬす
)
起
(
おこ
)
位
(
くらい
)
出来
(
でき
)
分
(
わか
)
取直
(
とりなお
)
向
(
むか
)
堪
(
た
)
従
(
したが
)
御覧
(
ごらん
)
戒
(
いましめ
)
擦
(
こす
)
暮
(
くら
)
果
(
はた
)
腫
(
はれ
)
見透
(
みすか
)
超過
(
ちょうか
)
退
(
ひ
)
速力
(
スピード
)
万端
(
ばんたん
)
云
(
い
)
仕末
(
しまつ
)
伏在
(
ふくざい
)
但
(
ただ
)
余程
(
よほど
)
修養
(
しゅうよう
)
兎
(
と
)
利
(
き
)
刺撃
(
しげき
)
助勢
(
じょせい
)
卑屈
(
ひくつ
)
却
(
かえ
)
吐
(
つ
)
呉
(
く
)
呉々
(
くれぐれ
)
呑
(
の
)
増長
(
ぞうちょう
)
大方
(
おおかた
)
奮闘
(
ふんとう
)
威張
(
いば
)
寧
(
むし
)
対侍
(
たいじ
)
尽
(
つく
)
弊
(
へい
)
快闊
(
かいかつ
)
悦
(
よろこ
)
慢心
(
まんしん
)
懇願
(
こんがん
)
我儘
(
わがまま
)
我慢
(
がまん
)
扶養
(
ふよう
)
折合
(
おりあい
)
持前
(
もちまえ
)
持越
(
もちこ
)
振
(
ふ
)
教示
(
きょうじ
)
敬愛
(
けいあい
)
早速
(
さっそく
)
易
(
やす
)
時分
(
じぶん
)
曇
(
くも
)
毛嫌
(
けぎら
)
気象
(
きしょう
)
浅
(
あさ
)
添
(
そ
)
渋
(
しぶ
)
溜
(
たま
)
潔癖
(
けっぺき
)
無
(
な
)
無暗
(
むやみ
)
狎
(
な
)
狭
(
せま
)
畳
(
たた
)
病身
(
びょうしん
)
痼疾
(
こしつ
)
癖
(
くせ
)
硝子
(
ガラス
)
確信
(
かくしん
)
臆病
(
おくびょう
)
落付
(
おちつ
)
補
(
おぎな
)
角
(
かく
)
訊
(
き
)
誇張
(
こちょう
)
警戒
(
けいかい
)
貰
(
もら
)
身辺
(
しんぺん
)
遠
(
とお
)