“毛嫌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けぎら57.1%
けぎらい28.6%
けぎらひ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅で一緒に成った小竹は直ぐにも親しめそうな、人を毛嫌けぎらいするところの少い美術家で、誰にでも好かれそうな沈着な性質を見せていた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
意識界のどの部分も比較的自由に焦点になり得ると云う意味であります。毛嫌けぎらいをしないと云う事であります。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
外土地ほかとちから來たといふいはれの無い毛嫌けぎらひで、兎に角一流の仲間入をした今でも、兎角蔭口をきかれるのであつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)