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仕末
ふりがな文庫
“仕末”の読み方と例文
読み方
割合
しまつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しまつ
(逆引き)
「いいの。あたしは、きちんと
仕末
(
しまつ
)
いたします。はじめから覚悟していたことなのです。ほんとうに、もう。」変った声で
呟
(
つぶや
)
いたので
姥捨
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
しかし、こういう身の中の持ちものを、せめて文章ででも
仕末
(
しまつ
)
しないうちは死に切れないと思った。机の前で、よよと楽しく泣き
濡
(
ぬ
)
れた。
桃のある風景
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
馬鹿らしい
独言
(
ひとりごと
)
を云って机の上に
散
(
ち
)
らばった
原稿紙
(
かみ
)
や
古
(
ふる
)
ペンをながめて、誰か人が来て今の此の私の気持を
仕末
(
しまつ
)
をつけて呉れたらよかろうと思う。
秋風
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
仕末(しまつ)の例文をもっと
(16作品)
見る
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
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仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様
検索の候補
不仕末
後仕末
“仕末”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
島崎藤村
薄田泣菫
太宰治
岡本かの子
永井荷風
宮本百合子