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持前
ふりがな文庫
“持前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もちまえ
78.8%
もちまへ
21.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちまえ
(逆引き)
ディオニシアスは、もとはずっと下級の役に使われていた人ですが、その
持前
(
もちまえ
)
の才能一つで、とうとう議政官の位地まで上ったのでした。
デイモンとピシアス
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
彼は
暫
(
しばら
)
くの間、自分の頭の上に開いている、
洞穴
(
ほらあな
)
の入口とでも云った感じのする、その天井の穴を眺めていましたが、ふと、
持前
(
もちまえ
)
の好奇心から
屋根裏の散歩者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
持前(もちまえ)の例文をもっと
(26作品)
見る
もちまへ
(逆引き)
其れを知らぬ程の
良人
(
をつと
)
では無いが、
持前
(
もちまへ
)
の
負嫌
(
まけぎら
)
ひな気象と妻を
労
(
いたは
)
る心とから斯う
確乎
(
きつぱり
)
した事を云ふのであると美奈子は思つて居る。
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
チッバ
無理往生
(
むりわうじゃう
)
の
堪忍
(
かんにん
)
と
持前
(
もちまへ
)
の
癇癪
(
かんしゃく
)
との
出逢
(
であ
)
ひがしらで、
挨拶
(
あいさつ
)
の
反
(
そり
)
が
合
(
あは
)
ぬゆゑ、
肉體中
(
からだぢゅう
)
が
顫動
(
ふるへ
)
るわい。
引退
(
ひきさが
)
らう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
持前(もちまへ)の例文をもっと
(7作品)
見る
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“持”で始まる語句
持
持出
持余
持主
持上
持合
持来
持病
持囃
持參
検索の候補
前持
出前持
“持前”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
与謝野寛
淡島寒月
壺井栄
内田魯庵
作者不詳
福沢諭吉
中里介山
南部修太郎
江戸川乱歩