“持囃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もてはや94.4%
もては5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福井がこうして持囃もてはやされるにつけて、ここに手持無沙汰の人間がふたり出来た。それは三上治太郎と大原右之助でなければならない。
鐘ヶ淵 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
当時は仏蘭西フランスの第三世ナポレヲンが欧洲第一の政治家と持囃もてはやされてエライ勢力であったが、隣国の普魯士プロスも日の出の新進国で油断はならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そういう人々の為めには法華経の信仰と並んで来世救済の浄土教が持囃もてはやされた。