“持囃”の読み方と例文
読み方割合
もてはや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福井がこうして持囃されるにつけて、ここに手持無沙汰の人間がふたり出来た。それは三上治太郎と大原右之助でなければならない。
鐘ヶ淵 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
当時は仏蘭西の第三世ナポレヲンが欧洲第一の政治家と持囃されてエライ勢力であったが、隣国の普魯士も日の出の新進国で油断はならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
後世インドで一向持囃されず、その画も像も見及ばぬ(一九一三年板ウィルキンスの『印度鬼神誌』四〇一頁。アイテルの『梵漢語彙』一九三頁)