“ちようか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長歌50.0%
町家50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、短歌たんかうへ成績せいせきによつてゞありますが、人麿ひとまろきてゐた時分じぶんあるひはそのひさしく人麿ひとまろ評判ひようばんたかかつたのは、この長歌ちようかつくちから非常ひじようにあつたてんでありました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
だがそれとともに、人麿ひとまろ短歌たんかにすぐれてゐたといふことも、たれうたがふものもなく、さらわたしなどからいふと、長歌ちようかよりはむしろ、短歌たんかほうで、立派りつぱなものをたくさんのこしてゐます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
今度こんどのおはなしでは、短歌たんかならしようせられてゐる長歌ちようかのことは、はぶきたいとおもひます。がこれは、大體だいたい第一章だいいつしようのところでべてある物語ものがたりうたから、變化へんかしてたものとてさしつかへありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
著者ちよしやはこのときかれ反問はんもんして、きみはこの町家ちようか平家建ひらやだておもつてゐるかといつてみたが、該學生がいがくせいつぶかた眞相しんそう了解りようかいしたのは、其状況そのじようきよう暫時ざんじ熟視じゆくししたのちのことであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
大正十四年たいしようじゆうよねん但馬地震たじまぢしんおいて、豐岡町とよをかまち被害状況ひがいじようきよう概報がいほうに、停車場ていしやじよう前通まへどほ四五町しごちようあひだ町家ちようか將棊倒しようぎだふしにつぶれたとあつたが、震災地しんさいちはじめて見學けんがくした一學生いちがくせい其實状そのじつきよう
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)