“そうだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウダイ
語句割合
総代38.5%
總代15.4%
壮大15.4%
惣代15.4%
宋代7.7%
壯大7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此度このたび 英照皇太后陛下えいせうくわうたいごうへいか御大喪ごたいさうきましては、日本国中にほんこくぢう人民じんみん何社なにしやでも、総代そうだいとして一めいづゝ御拝観ごはいかんめに京都きやうとへ出す事に相成あひなりました。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
つとむるやとたづねられ喜兵衞は組頭くみかしら勘右衞門は百姓總代そうだいの趣き申立つる越前守殿汝等なんぢら知らざれば今憑司の申立はいつはりと相見える傳吉は廿年來行衞ゆくゑ知れざる叔母を連歸つれかへ飢渇きかつを救ひ從弟梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
月は、横浜をってから大きくなるばかりで、その夜はちょうど十六夜いざよいあたりでしたろうか。太平洋上の月の壮大そうだいさは、玉兎ぎょくと、銀波に映じ、といった古風な形容がぴったりするほどです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
付添役二人、宿方惣代そうだい二人同道の上ともある。かねて願って置いた吉左衛門らの退役と隠居がきき届けられ、跡役は二人のせがれたちに命ずると書いてないまでも、その剪紙きりがみの意味はだれにでも読めた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
不幸にして十三世紀蒙古もうこ種族の突如として起こるにあい、元朝げんちょうの暴政によってシナはついに劫掠こうりゃく征服せられ、宋代そうだい文化の所産はことごとく破壊せらるるに至った。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
宋代そうだいのたとえ話に「三人の酢を味わう者」というのがあるが、三教義の傾向を実に立派に説明している。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
地のした石根いわねに宮柱を壯大そうだいに立て、天上に千木ちぎを高く上げて宮殿を御造營遊ばされました。