“組頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くみがしら96.4%
くみかしら3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山口駿河は号を泉処せんしょという。当時外国奉行の首席である。函館奉行の組頭くみがしらから監察(目付)に進んだ友人の喜多村瑞見きたむらずいけんとも親しい。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
なしたり然るに此時江戸へ出訴しゆつその事組頭くみがしら出府致すべき處種々いろ/\取込とりこみのことあるにより飛脚ひきやくを村方より立ると云を九助は聞込何卒わたくしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つとむるやとたづねられ喜兵衞は組頭くみかしら勘右衞門は百姓總代そうだいの趣き申立つる越前守殿汝等なんぢら知らざれば今憑司の申立はいつはりと相見える傳吉は廿年來行衞ゆくゑ知れざる叔母を連歸つれかへ飢渇きかつを救ひ從弟梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)