“小箒”の読み方と例文
読み方割合
こぼうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宋代そうだいには抹茶ひきちゃが流行するようになって茶の第二の流派を生じた。茶の葉は小さなうすいて細粉とし、その調製品を湯に入れて割り竹製の精巧な小箒こぼうきでまぜるのであった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
小屋の中でうすのあたりを小箒こぼうきで掃いていた若い男は、その手を休めてこちらを向いて
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)