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癰
ふりがな文庫
“癰”の読み方と例文
読み方
割合
よう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よう
(逆引き)
例えば昔
日向国
(
ひゅうがのくに
)
の人は、
癰
(
よう
)
というできものの出来た時に、
吐濃峯
(
とののみね
)
という山に向ってこういう言葉を唱えて拝んだそうであります。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
昔から懼れられた、肺炎や
癰
(
よう
)
、
疔
(
ちよう
)
の如き腫物は、黴を原料として製造せらるゝペニシリンにより、易く治療さるゝに至つたのは素人を驚かした。
ノーベル小伝とノーベル賞
(旧字旧仮名)
/
長岡半太郎
(著)
「二年も前から
癰
(
よう
)
を患つて居たつていふから、人手にかゝつて死んだとすれば、町内の外科が下手人見たいなもので——」
銭形平次捕物控:110 十万両の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
癰(よう)の例文をもっと
(9作品)
見る
癰
漢検1級
部首:⽧
23画
“癰”を含む語句
癰疽
癰瘡
胃潰癰
“癰”のふりがなが多い著者
長岡半太郎
吉川英治
柳田国男
幸田露伴
森鴎外
野村胡堂