“熊手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くまで90.6%
レーク3.1%
グラーブリ3.1%
ラットオ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊手くまでき集めて背負ってこられるものでなく、やはり育てて収穫して調製し加工して、あとから後からと献上してくるものと予定せられ
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私は道路修繕の手車から、小さな石ころが粗末な竹のホーでかき出されるのを見た。一本の竹の一端を八つに裂いてそれを箒のようにひろげると、便利な、箒に似た熊手レークが出来る。
息子のおでこにいやといふほど打つかつたものさ!『えい、この忌々しい熊手グラーブリめが!』
さればとて恥入ったような面持をするでもなく、のめのめと金方バンキエ熊手ラットオにさらわれていってしまった。