“物部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もののべ56.3%
もののふ12.5%
モノノフ12.5%
モノヽフ6.3%
ものべ6.3%
モノベ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是より先、欽明きんめい天皇の御代に伝へられた仏教に就いて、崇仏派の蘇我そが氏と排仏はいぶつ派の物部もののべ氏、中臣なかとみ氏との間に凄じい争闘が展開した
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
「もののふの八十氏やそうぢ」は、物部もののふには多くのうじがあるので、八十氏やそうじといい、同音の宇治川うじがわに続けて序詞とした。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
健男マスラヲトモの音すなり。物部モノノフ大臣オホマヘツギミ楯立つらしも(元明天皇御製)
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
物部モノヽフのおもておこしと 勇みたち、錦の旗をいたゞきて 行け
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近江栗太くりもと物部ものべ村大字勝部字中袋
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
物部モノベ 「ポロペッ」大河。
土佐の地名 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)