“うつりかわり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
変遷66.7%
去来11.1%
変化11.1%
推移11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お種は、弟の方で待受けたようなことを何事なんにも言出さずじまいに、郷里の方の変遷うつりかわりなどをいろいろと語り聞かせた後で、一緒に階下したへ降りた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
思想地獄、あまりに去来うつりかわりの速かな思想群に疲れる地獄であります。刺激地獄、次に次にと刺激を求めて行って飽くことを知らぬ地獄であります。流行地獄、流行を追って血眼の地獄であります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
その変化うつりかわりには、まるで、別個のレヴェズが現われたのではないか——と思われたほどに鮮かなものがあった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
季節とき推移うつりかわりは、やがてふゆとなり、ゆきさえちらちらりはじめました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)