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推参
ふりがな文庫
“推参”のいろいろな読み方と例文
旧字:
推參
読み方
割合
すいさん
92.0%
すいざん
4.0%
すゐさん
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいさん
(逆引き)
彼は娘が大納言の屋形へ
推参
(
すいさん
)
したことをちっとも知らなかったのであった。その頃の女のたしなみとして、行綱は娘にも和歌を教えた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
推参(すいさん)の例文をもっと
(23作品)
見る
すいざん
(逆引き)
「下郎っ。
推参
(
すいざん
)
な。この深夜なにしにまいった」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
推参(すいざん)の例文をもっと
(1作品)
見る
すゐさん
(逆引き)
極楽
(
ごくらく
)
から
剰銭
(
つりせん
)
を
取
(
と
)
る
年
(
とし
)
で、
城
(
じやう
)
ヶ
沼
(
ぬま
)
の
女
(
をんな
)
の
影
(
かげ
)
に
憂身
(
うきみ
)
を
窶
(
やつ
)
すお
庇
(
かげ
)
には、
動
(
うご
)
く、
働
(
はたら
)
く、
彫刻物
(
ほりもの
)
は
活
(
い
)
きて
歩行
(
ある
)
く……
独
(
ひと
)
りですら/\と
天守
(
てんしゆ
)
へ
上
(
あが
)
つて、
魔物
(
まもの
)
の
閨
(
ねや
)
に
推参
(
すゐさん
)
する、が、
張
(
はり
)
も
意地
(
いぢ
)
も
着
(
つ
)
いて
居
(
を
)
るぞ
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
推参(すゐさん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“推参”の意味
《名詞》
推参(すいさん)
自分が訪問することの謙譲語。
《動詞》
自分から押し掛けること。
《形容動詞》
差し出がましいこと。また、そのようなさま。無礼。
(出典:Wiktionary)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推測
推移
推古
推進機
推返
“推参”のふりがなが多い著者
吉川英治
徳冨蘆花
中里介山
福沢諭吉
泉鏡太郎
菊池寛
江戸川乱歩
国枝史郎
海野十三
泉鏡花