“憂身”の読み方と例文
読み方割合
うきみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「マーメイド・タバン」の一隅で詩作にったり、手製の望遠鏡で星を眺めたり、浮気な恋に憂身したりしているのであった。
吊籠と月光と (新字新仮名) / 牧野信一(著)
ひとくちに言うと、先生は、道徳は進歩するものか退歩するものかという、一見、迂遠な学問に憂身していられるのである。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
鎌倉府内では、月十二回の上覧闘犬があり、武家やしきでさえ闘犬を養って、それを美食で肥えさすのに、憂身をやつさぬ者は少ないとか。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)