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憂身
ふりがな文庫
“憂身”の読み方と例文
読み方
割合
うきみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきみ
(逆引き)
「マーメイド・タバン」の一隅で詩作に
耽
(
ふけ
)
ったり、手製の望遠鏡で星を眺めたり、浮気な恋に
憂身
(
うきみ
)
を
窶
(
やつ
)
したりしているのであった。
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
ひとくちに言うと、先生は、道徳は進歩するものか退歩するものかという、一見、迂遠な学問に
憂身
(
うきみ
)
を
窶
(
やつ
)
していられるのである。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鎌倉府内では、月十二回の上覧闘犬があり、武家やしきでさえ闘犬を養って、それを美食で肥えさすのに、
憂身
(
うきみ
)
をやつさぬ者は少ないとか。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
憂身(うきみ)の例文をもっと
(24作品)
見る
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
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