“うきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憂身66.7%
浮身30.6%
浮見2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとくちに言うと、先生は、道徳は進歩するものか退歩するものかという、一見、迂遠な学問に憂身うきみやつしていられるのである。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
其れだからこの附髷つけまげや帽の流行品などに浮身うきみをやつして食べる物も食べずに若じにをする独身ものもあると云ふことである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
二人は、この一週間ばかり、毎日のように浮見うきみはらへ通い、博士が樽ロケットに乗って地上へ下りてくるのを待ちうけた。しかしいつも待ちぼうけであった。
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)