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『吊籠と月光と』
ふりがな文庫
『
吊籠と月光と
(
つるべとげっこうと
)
』
僕は、哲学と芸術の分岐点に衝突して自由を欠いた頭を持てあました。息苦しく悩ましく、砂漠に道を失ったまま、ただぼんやりと空を眺めているより他に始末のない姿を保ち続けていた。 いつの頃からか僕は、自己を三個の個性に分けて、それらの人物を架空世界 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1930(昭和5)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眩
(
つぶや
)
怪物
(
メジューサ
)
感情
(
アフェクテ
)
上
(
うわ
)
祝着
(
マイワイ
)
空
(
す
)
饒舌
(
おしゃべり
)
極
(
ご
)
灯
(
あか
)
傍
(
かたわ
)
飛
(
とば
)
晴
(
はら
)
酌婦
(
ウエートレス
)
輝々
(
こうごう
)
祝着
(
マイハイ
)
外
(
そ
)
脱
(
はず
)
滾
(
まろ
)
炎
(
も
)
吃驚
(
びっく
)
抱
(
かか
)
辛
(
かろ
)
眼
(
ま
)
喰
(
た
)
称
(
よ
)
外
(
はず
)
交
(
かわ
)
雀躍
(
こおど
)
降
(
くだ
)
凭
(
よ
)
煽
(
おだ
)
爽々
(
すがすが
)
釣籠
(
つるべ
)
吊籠
(
エレベーター
)
違
(
たが
)
目醒
(
めざま
)
憶
(
おぼ
)
訊
(
たず
)
瞑
(
つむ
)
装
(
なり
)
好
(
よ
)
能
(
あた
)
籠
(
こ
)
緘
(
かん
)
度
(
たび
)
廻
(
めぐ
)
涌
(
わ
)
枠
(
わく
)
淵
(
ふち
)
湛
(
たた
)
溢
(
あふ
)
滑稽
(
こっけい
)
炉傍
(
ろばた
)
点
(
つ
)
点頭
(
うなず
)
焔
(
ほのお
)
焚火
(
たきび
)
牛蒡
(
ごぼう
)
牡丹
(
ぼたん
)
物差
(
ものさし
)
犒
(
ねぎら
)
現
(
うつつ
)
真似
(
まね
)
眼眥
(
めじり
)
眼醒
(
めざ
)
碌々
(
ろくろく
)
神楽
(
かぐら
)
稀
(
まれ
)
稽古
(
けいこ
)
空
(
そら
)
窶
(
やつ
)
窺
(
うかが
)
籠
(
こも
)
納屋
(
なや
)
軽蔑
(
けいべつ
)
鬱屈
(
うっくつ
)
験
(
ため
)
駆
(
か
)
飜
(
ひるがえ
)
颯爽
(
さっそう
)
頻
(
しき
)
頤
(
あご
)
頃
(
ころ
)
頂戴
(
ちょうだい
)
鞭
(
むち
)
露
(
あら
)
隈
(
くま
)
陽
(
ひ
)
闇夜
(
やみよ
)
鑿
(
のみ
)
鍾馗
(
しょうき
)
鍵
(
かぎ
)
酷
(
ひど
)
遵奉
(
じゅんぽう
)
遥
(
はる
)
遣瀬
(
やるせ
)
遣場
(
やりば
)
遇
(
あ
)
莫迦
(
ばか
)
耽
(
ふけ
)